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400年つづく柳屋本店の歴史は、植物原料化粧品の歴史です。
はじまりは、創業者・呂一官の
植物効能の知識と技術から
柳屋本店は、江戸時代初期、1615年に創業。
徳川家康に仕えた漢方医・呂一官(ろいっかん)の
生薬を中心とした知識と技術が幕府から認められ、
紅の製造販売権を与えられたことにはじまります。
紅のほかに、香油やおしろいといった化粧品も幅広く取扱い、
江戸城の大奥でも人気を博したといわれています。
江戸の美髪を支えた植物のオイル
髪をケアし、セットする。
今では当たり前のように行っていることも、
化粧品が豊富ではなかった江戸時代には難しいことでした。
そこで活躍したのが、椿や菜種など、植物から採れる天然のオイル。
汚れを落とす、皮脂を抑える、つやを出す。
植物のさまざまな効能を活かし女性の髪を美しく彩ってきました。
多くの生活者に愛された、
大ヒット商品
「柳清香(りゅうせいこう)」
「瓊姿香(けいしこう)」
江戸時代後期、柳屋のヒット商品となったのが、
鬢付油(びんつけあぶら)「柳清香」です。
香木や麝香の香りを油に染みこませた、たいへんよい香りの油で
日常的にマゲを結う江戸の人々に、男女問わず好まれました。
また、明治時代には三宅島産・大島産の
椿油を使用した「瓊姿香」を発売。
髪の発育を助ける、クセ直し、ツヤ出しなどの
高い効能が香りのよさとあいまって、
美しい髪を求める女性たちに好評でした。
直接触れるものだから、植物素材の安心がうれしいね。
私たちの髪は、長い歴史に支えられてるんだね。
「髪型を愉しむ」
という文化を支えた植物素材
近代化とともに日本人の髪型も変わってきた大正時代。
柳屋は、センブリや延命草などの生薬を配合した
「柳屋ヘアトニック」を開発します。
さらに、洗いやすい植物由来の水性整髪料「柳屋グリース」を発売。
時代のニーズをとらえるとともに、
素材にもこだわった製品づくりによって、
多くの個性あふれるヘアスタイルを世に送り出しました。
時代を超えて受け継がれる植物由来オイル
そして平成の今、創業者の志を受け継ぎ、
植物素材という原点に立ち返った「柳屋 あんず油」が誕生。
あんずの種から絞ったオイルと天然の香料を配合し、
すべて植物素材という安心感と使いやすさが評価され、
多くのお客様にご愛用いただいています。
柳屋本店についてもっと詳しく知る
柳屋の製品に使われてきた、主な植物原料

櫨【はぜ】ウルシ科 ウルシ属

果実から採れる高融点の脂肪が木蝋で、ポマードには欠かせない植物性のワックスです。
ポマードだけでなく、現代でも相撲の鬢付油に用いられています。

唐胡麻【とうごま】トウダイグサ科 トウゴマ属

別名ヒマといい、種子から採れる油はひまし油(ヒマ油)として広く使われています。
ポマードのほかに、石鹸や医療品にも用いられています。

椿【つばき】ツバキ科 ツバキ属

大きな実の中の黒い種から採れる椿油は、オレイン酸という脂肪酸を多く含み、
酸化しにくく、固まりにくいので、和製「オリーブオイル」といわれるほどです。
食用油や化粧品用に、肌の保湿や整髪料として昔から広く使われています。

杏【あんず】バラ科 サクラ属

あんずの種「杏仁」を絞った油はオレイン酸、リノール酸を多く含み、
髪の毛や肌によくなじみ、柔軟効果があるため化粧品などに多く使われています。
また、古くから漢方の材料としても活用され風邪薬の中などに配合されています。